主な方法

人探しをする際の主な方法は、以下のとおりです。

・インターネットの情報を活用

一口にインターネットの情報といっても、近年は様々なツールがあります。Googleなどの検索エンジンも活用できますが、特にSNSは人探しにおいて最も活用しやすいツールといえるでしょう。探している本人がSNSをやっていなかったとしても、探している相手を知っているという方が自分の投稿に対してコメントをする可能性もあります。

日本だけでなく全世界で見ても登録者数が多いTwitterや、フルネームでの登録が必須となるFacebookは特に人探しには活用しやすいといえるのです。そのほかに、人探しのための掲示板などもあります。

・活動範囲を自力で捜索

例えばポスターやビラを作って失踪したとされる地域で配ったり、その地域で聞き込みをしたりして探し出す方法です。

ポスターやビラには個人情報が多く含まれるので、悪用される可能性もあります。この点において注意する必要がありますが、活動範囲で捜索することで口コミなどの情報は入手しやすくなるでしょう。

・本人の持ち物などの情報から探す

例えば常備薬や通帳などの身近なものがほとんどなくなっていた場合には、計画性が高いといえます。この場合、通帳からお金を引き出した履歴などから、捜索範囲を割り出すことが可能です。

また、相手がGPS機能のついているスマホなどを持っている場合、その機能を活用して探し出すこともできます。

人探しをする際の注意点

自力で人探しを行う方法は様々ありますが、自分で調査する場合にはいくつか注意しなければならないこともあります。

・法律に抵触しないように配慮する

例えば、人を探すためにネット上に相手の個人情報を載せてしまうと法律違反になります。人探しだからといって他人の居住エリアに無断で立ち入ったり、身分を偽って戸籍や住民票を閲覧したりといった行動もすべて犯罪という扱いになりますので、注意が必要です。何が犯罪になるかを十分に理解したうえで行動してください。

・事件性の有無を確認する

事件性があって失踪している場合、探しているご自身も事件に巻き込まれる可能性が少なくありません。子どもや高齢者といった社会的弱者とされる方の失踪は警察もすぐに動いてくれますが、大人の失踪はなかなかすぐに動いてくれないことも少なくありません。そのため、事件性の有無を確認してから自力で人探しをするべきかを考えてください。

・行動しても情報が全く得られないこともある

自分で調査をするというのは簡単ではなく、心身ともに疲弊してしまうこともあります。上記の方法でも、目撃情報や行動した痕跡などが得られないこともあるのです。事件性が少しでもあるならばすぐに警察へ相談し、危険性が少なく警察が動かない場合は探偵事務所へ相談することをおすすめします。

上記の方法で情報を集め、自力で人探しをすることも可能ですが、注意点もありリスクも伴うため難しい点もあります。

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