浮気調査が「失敗」とされるのはどのようなとき？

浮気調査の最も大きな失敗は、浮気調査をしていることが調査対象者に知られてしまうことです。浮気調査の対象になっていると知られれば、浮気の証拠を隠蔽したり、行動パターンをよりわかりにくくしたりされかねません。

そのため、調査はより困難になり、調査対象者が「浮気などしていないのに疑われた」と主張をすることもあります。このような状況になると、浮気調査をしたことで依頼者が不利な立場に追い込まれてしまうことになりかねません。

浮気をしている事実が確認できた場合でも、確実な証拠となる写真や動画を残すことができなければ浮気調査は失敗です。

・浮気調査をしていることが調査対象者に知られてしまう

浮気調査をしていることが調査対象者に知られてしまうのは、依頼者の行動が原因になることが少なくありません。探偵事務所の名刺を調査対象者に見られてしまったり、浮気調査費用を安くしようとして自分で証拠をつかもうとしてしまったりしないように、調査中は細心の注意を払うことが必要です。

中には、まだ証拠がつかめていない状態なのに、つい激昂して調査対象者を問い詰めてしまったというケースや、調査対象者のスマホを見ていることを知られてしまったというケースもあります。浮気調査を成功させるためには、調査対象者に怪しまれないように、できるだけいつもどおりに接することが大切です。

・浮気の証拠データを入手できない

浮気の現場は確認したのに証拠のデータを確保できないという失敗は、浮気調査にかかる費用を減らしたことが原因である場合が多い傾向にあります。調査に必要な機材がなかったり、十分な機材を準備できず、録音録画の質が悪くて不明瞭であったりすると証拠となるデータにはなりません。

また、人件費を減らしたために調査にあたる探偵の人数が少なく、撮影しやすいアングルに人を配置できないことも原因の一つです。この場合、浮気の証拠を入手するために、さらなる調査料金が必要になりかねません。

・依頼した探偵事務所がよくなかった

行き当たりばったりで探偵事務所に依頼して、浮気調査の実績がない探偵事務所で成果が出なかったり、法外な料金を請求されたりしてしまうことも、浮気調査の失敗といえるでしょう。